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二人のGRAND CHAMPION>>


どのクラスもレベルが高い千葉南支部の支部予選は、毎年一番緊張する試合でもありました。

レベルは高いけれど、NSAの登録人数が都市部などに比べ少ない、つまり代表になれる人数が少ないということ。キッズやボーイズに関してはほぼ1名の枠。全員が代表になってもおかしくないレベル、しかも本戦でも入賞が狙える選手ばかり。

そこでの1枠はなかなかハードでした。


また、全日本だけでなく年間7戦の合計ポイント順位で世界選手権やジュニア世界選の選抜対象が決定するタイトルレース、

シーズンにはほぼ毎週、毎月のように各地の大会に向かっていました。


年間のトップ選手のみで戦うGRAND CHAMPION GAMES、2014仙台新港も記憶に残るGAMEでした。

サイズアップした新港は見応えがある、グランドファイナルにふさわしいクオリティの波,

またこのグランドファイナル自体にもポイントが大きくつくので年間のランキングに大逆転もありうる最終戦であり重要な1戦。

年間の試合では、ここに残るランキングを得ることがまず目標でありボーダーライン。

各クラスエクセレントな波で白熱したヒートが続きます。


その中KAIがメンクラスを勝ち上がり、いよいよファイナル。

TOP選手といえども限られた時間の中でのゲットはややハードなコンディション

その中はバックサイドで1本良い波をメイク、

他の選手もスコアを伸ばしてくる中、終盤で掴んだセットが写真の波かと思います。

ホーンがなってヒートが終わった時は、どうかな?混戦かな。。と話していたら

”かいやったね!優勝優勝!!”

と周りの方が教えてくれて、戻ってくるマスタークラスの選手も’おめでとう!”と言いに来てくれて、ものすごく嬉しかったのですが、まだスコアも順位も発表されるまでは我慢してました。なので、優勝のコールを聞いた時は改めて嬉しさ全開



グランドファイナル優勝のタイトルは全日本同様ずっとNSAの記録にも残る素晴らしい結果だと思います。






そして、弟NALUは、




  年の全日本選手権ボーイズ4位、翌年ジュニアで3位の入賞、

この年のジュニアのグランドチャンピオンに。



ただ最終戦のグラチャン(伊豆白浜)では、残念ながら2ラウンド目で敗退、グラチャン争いも危ぶまれた展開になりましたがここでもまた最後の最後でグラチャンが決まった瞬間も忘れられません。





年間のジュニアグランドチャンピオンの金メダル、

グランドチャンピオンゲームスタイトルの盾、

感動をありがとう。


年間グランドチャンプにはなれなかったがグラチャンで優勝タイトルを取った兄、

タイトルは取れなかったが年間のグランドチャンピオンになった弟


それぞれを誇りに思います。


この後、JPSA公認プロ資格、そしてWSLワールドサーフィンツアーとプロ活動にシフトしていきます。

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